ヘアケア製品の働きや成分について。
よくシリコンかノンシリコンか、というフレーズを聞いたことがあるとは思いますが、
ここ近年で流行りなのはノンシリコンです。とはいえシリコンの有無は大切なのでしょうか?
シリコンとは合成高分子化合物の総称で、一般的に合成樹脂(ポリマー剤)と呼ばれています。
シリコンは髪の毛の1本1本を樹脂でコーティングし、
サラサラと指通りのいいツヤのある髪の毛にお仕上げてくれます。
またコシが強くなるのでボリュームもでます。
しかしそれは表面だけのツヤで、内側ではダメージがはそのままあるということです。
シリコン入りのシャンプーは髪の表面をふさぎ内側のダメージに気づきにくくなるのです。
でもシリコン入りのヘアケア商品すべてが悪いというわけでもありません。
シリコン入りシャンプーは泡立ちがふわふわで洗いあがりもさっぱり、
サラサラした感触が得られるということでたくさんの愛用者がいます。
さらに水溶性のシリコン(水溶性合成ポリマー)は、皮膚の保湿効果や補助効果が期待でき、
洗髪時からスタイリングまで髪の表面のキューティクルのダメージを軽減、
髪がまとまりやすくなるメリットがあります。
シリコン入りヘアケア製品のメリット
・髪のキューティクルを維持する
・ドライヤーの熱から髪を守る
・髪の手触り、髪の指通りをよくする
シリコン入りヘアケア製品の デメリット
・髪を膜でコーティングするためヘアケア成分、栄養素が浸透しづらい
・毛穴が詰まりやすい(頭皮についた場合)
・パーマ、カラーがかかりににくくなる
ご参考までに。。。